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2023年 11月 13日 ニュートンを超えよう

 

皆さんこんにちは!担任助手一年の立花煌也(たちばなこうや)と申します。本日もよろしくお願いいたします。

 

ちょっと前まで地球温暖化はここまで来たかと言わんばかりの暑さだったのに、気づけば秋通り越してほぼ冬になってきました。ほんとにこの寒暖差はなんなのでしょうか。憤りを感じます、、、

 

おまけに東進のホームクラスはハワイもびっくりな常夏状態で死ぬほど暑かったので、受験期はこの差になかなか苦労しました、、

 

 

特にこの時期の勉強の頑張りは共通テストや同日模試にダイレクトに影響してくるので、気候なんかで体調やられたらたまったもんじゃないですよね。

だから、みんなは服装とか寒暖差グッズとかで早め早めに対策するようにしてください!ここからもっともっと気候が暴れてくると思います。

 

僕が受験生の頃は、夏服の上からセーターと学ラン着たり、エアリズムの上からトレーナー着たりして、東進では常に半袖一枚で勉強していました。

あの暑さのおかげでかなり軽装で勉強ができたので、意外とあの環境は悪くなかったりします。(それでもやっぱ暑いもんは暑いですよね。暑さに悩むすべての生徒へ、ごめんなさい)

 

後は、家で勉強するときは足とか冷えないよう気を付けてください!血の巡りが悪くなって免疫めっちゃ下がるので!!

自分はこのブログは履くこたつに身を包みながらぬくぬく書いています

 

👆これです。受験期に買ってもらいました

 

さて、暑さ寒さ対策はこの辺にして、本題に参ります。

 

今回のテーマは「物理の勉強法」

苦手な人も多いと思われる物理。特に初学の頃は何をすればいいかわからずチンプンカンプンですよね。

自分も学校の物理の授業があんまり初めての人向けの説明じゃなかったこともあって本当に苦手でした。

ただそんな自分でも最終的には共通テストで満点取れるくらいにはなったので、その勉強法を余すことなく伝えます。

 

まず、物理という科目そのものの特徴についておさらいしましょう。

①覚える公式が少ない

②似た問題が何度も出題される

③数学ができるとちょっと有利

 

①については皆知ってると思います。全部合わせても100個くらいです。ターゲット1900の19分の1です。

つまり、公式の暗記はほぼほぼ必要なくて、問題で使ってたら自然と頭に入ってる、ってイメージです

②は結構大事。

これはつまりセミナーとか、リードαとか、あのレベルの問題集の完成度を上げるだけで似たような問題がぽんぽん出てくるので、基礎の徹底が大事、ということになります。

③については、三角関数、微分積分、ベクトルが背景にある公式があるので、その知識を使うと理解がより深くなったり、暗記がより減ったりする感じです。

 

この下で、物理の勉強のコツについて話していきます

まず、解くときに意識してほしいこと。

 

 

①図にとにかくすべてを書き込む

すべてというのは、力学なら力をすべて書く、回路なら電圧が同じところを塗りつぶしたり、電圧の変化する部分に電圧を書き込むなどです。

物理が苦手な人は結構ここら辺の作業をサボる人が多いですが、数学とかと同じで手を動かすのは物理では非常に大事なことです。

数学と違って書き込むだけなら発想力もいらないので、ハードルは低めです。

 

②書いたことをもとに、立てられる式をどんどん立てていく

力学だったら運動方程式やモーメント、電磁気ならキルヒホッフの式などをたてていきます。

ここで大事なのは問題で聞かれてなくてもとりあえず図に書いたことをすべて式に変換してやること。使わない式があって構いません。

また、エネルギー保存の式など図には書けないけど成り立つ式もここで思いつく限り列挙していきます。

この作業を繰り返すと、公式の使い方がだんだん身についてきます。

 

③問題文で聞かれてるものが入ってる式を探して、答えを出す

例えば速さを聞かれていたら、速さが入っている式(等加速度直線運動、エネルギー保存則、運動量保存、跳ね返り係数、etc)を立てた式の中から見つけます。

そしたらそれが使えばいい式の候補になるので、その中から一番使える式を1個以上選びます(これは最初は難しい)

このコツは、与えられてない文字(これを未知数と言います)の数と使う式の数を同じにすること。これをすると必ず解くことができます。

例えばxとyという文字の値が分からないとき、連立方程式を2つたてれば、どっちの文字もわかりますよね。

これも実は未知数が二個(xとy)で式の数が2個だから解けちゃうんです。

 

 

次に、復習のコツ。

①上のプロセスで漏れがないかチェック

図に書くものが不足していたり、自分のたてた式以外にも式が必要だった、など。足りない部分があれば、そこは確認して次以降で確実に書けるようにしましょう。

 

②ちょっとでも疑問に思ったところは必ず調べるか、質問する

物理で成績が伸びるのはここにつきます。

問題が解けないというのはもちろん、自分のイメージと比べて現象に違和感があったのなら必ず納得いくまで突き詰めてください。(あまりに高度な数学とかに足を踏み入れそうになったらSTOPしてね)

物理で大事なのは「正しいイメージで現象を見られるようになること」(スタンダード物理のやまぐち先生がずっと強調していました)

これの繰り返しで、初見の問題にも太刀打ちできるようになります。

 

③出てきた答えを考察してみる

ここら辺は少し発展的ですが、これも物理のイメージ力を加速させてくれます。

考察というのは、例えば出てきた答えがこんな感じだった時。

Nは垂直抗力です。この式からわかることは、角度を上げれば上げるほど、垂直抗力が減っていくということ。

これは例えばθが90度だとしたらそもそも垂直抗力がなくなってしまうことから、イメージと式が一致してることが分かります。

この問題はイメージしやすいですが、設定によってはなかなかイメージしづらいものもあると思います。そういったとき、この式をもとにした考察をしておくとその経験がよりイメージ力を強化してくれます!

 

 

物理をつまらないと感じる人もいると思いますが、それは物理は基礎がすべてでそれが難しいのに、いきなり基礎から始まることが原因です。逆に言えば、基礎を終わらせたらめちゃくちゃ楽しくなってくるので、めげずに物理を頑張ってほしいです!!

 

ではまた!

 

 

 

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