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2023年 11月 16日 私の考える大学受験の意義
Bonjour!(こんにちは!)
担任助手の平木です。
最近すっかり肌寒くなりましたね。
私はこの感覚でちょうど去年の受験生時代がフラッシュバックしてくるこの頃です…
ということで今回は最近受験生時代の記憶が蘇っている平木による
受験を振り返って後悔していること
についてお話ししようと思います。
さて、突然ですがみなさんは大学受験の意義って何だと思いますか?
就職のためでしょうか?
自分の興味のためでしょうか?
学校の人がみんな受験するから?
それとも親に言われて?
私は正直すべて正解だと思います。
大学に通う理由なんて人それぞれなんでもいいんです。
でも折角大学受験をするチャンス、大学に通うチャンスがあるなら、私は特にこの2つの意義を持って大学受験に挑むべきだと考えています。
①志望校合格によって大学でやりたいこと、勉強したいことを実現する
②勉強という面において人生で最高に努力する経験を得る
①は東進がよくお話している志にもつながってくる話ですね。高校生のみなさんには折角大学に入るなら大学の4年間を自分が好きだったり興味のある分野を突き詰めるものにしてほしいものです!
②は結果に関わらず、受験に向けてこれだけ努力した!という経験とそこからつながる自信を得られるかどうかです。
私は正直に言うと、①は達成したのですが②は達成しきることができませんでした。
ここが私の後悔しているポイントなんです。
確かに私は第一志望の東京外国語大学に合格し、ずっとやりたかった言語やフランス語の分野の授業に囲まれて楽しい大学生活を送っています。
でも受験生の時の私はというと、
・校舎に来ても寝てしまう
・過去問演習を消化しきれない
・12月まで世界史の通史が完全に入りきっていない
・基礎が入っていないから単ジャンを始めても解けない、レベルが上がらない
毎日登校もしているし、頑張っていないわけではないけれど、こんなとてもお手本になるような生活ではありませんでした。
でも周りを見てみると
・単語集〇壁を何周もする人
・受験のストレスで体重が減った人
・大きなペンだこを作っている人
・過去問何十年分も、何なら既に2周目まで解いている人
・模試の点数を着実に上げている人
etc. ものすごい努力をして志望校を本気で目指している人がいるんです。
これではいけない、と思い私はちょうど去年の今ごろ受験生としての生活のギアを上げました。
・朝5時に起きて自宅受講
・某ファストフード店のコーヒーで眠気を覚まし、校舎に来たら絶対寝ない
・2週間丸々使って世界史の教科書と資料集を頭から通読する
・各教科基礎の見直しの徹底、高マスの計算演習を不安なところだけ解きまくる
などなど自分ができる最大限の努力を尽くした2か月だったと思います。私はこの2か月のおかげで共通テストは最後12月の模試から本番まで総合で100点近く伸ばすことができました。
でもやっぱり、得意な英語比重の重い試験形態に甘んじて受験生の1年間を通してベストを尽くせなかった自分に後ろめたさがあるのは確かです。
低学年の人たちへ。
どうか私みたいにはならないでください。もう東進では受験生扱いの人もいますね、大学受験は努力した経験を得られる貴重なチャンスです。
受験生へ。
万が一まだ自分の中で全速力を出し切れていない人がいるなら、今日からすぐ行動して下さい。今の自分に本当に必要なものを見極めて勉強すればまだ間に合います。2,3か月後の自分が一番後悔のないような選択をしてくださいね。